2023年12月31日日曜日

Best way to get good sound with Roon playback

この1ヵ月で私のオーディオシステムはかなり音が良くなりました。

音質向上がもっとも大きかったのはROON専用自作PCにUSB DACを直接つないだことです。
言い換えればSingle PC化です。

これまで私はRasPiなどのRoon BridgeでROONをネットワーク化してましたが、そのアプローチではどう工夫しても70点止まりでした。

それがSingle PC化でいきなり80点になりました。

写真左から 
10Gtek Media Converter with Steel Case x2
ROON SERVER専用自作PC
ifi audio Zen DAC Signature V2
TEAC AX-505
(音の流れも左から右です)



◆ROONを高音質再生する最適な方法

ROONはとても柔軟なPlatformなのでいろんなタイプのシステムが作れます。
なんならNASにRoon Serverをインストールして家中に設置したGoogle Homeで再生する、なんてやり方もアリです。

その中で良い音を得るための最適な方法は、良いパーツで組み上げた自作PCにUSB DACをつなぐことだと確信しました。音源ストレージも自作PCに組み込みます

ネットワーク化する必要はありません。むしろネットワーク化すると音が悪くなってしまいます。

Mini PCやRasPiをRoon Bridgeにしてネットワーク化した構成ではどうやっても70点以上にはなりません。

スイッチを使わずServerとBridgeを直結したりServerとBridge間を光アイソレーションしたりといろいろやりましたが全て無駄でした。

何度も書きますが、Single PCこそが最良だと確信しています。



◆なぜ自作PCなのか? 

一番の理由はグラボをつけるためです。ROONは性能の良いグラボを組み込むことでかなり音が良くなります。理由はよくわかってませんが相当な効果です。

Intel Core i5をベースにした15万から20万の予算で組んだPC、これにグラボを追加すればシングルPCの音の良さを十分に体感できます。

他にはカスタマイズ性の高さも自作PCの良さです。基本ドライバ1本でパーツ単位で入れ替えができ、電気の専門知識もハンダも必要ありません。



◆静音PCは超静か

"オーディオシステムのすぐ側にPCを置くなんてファンノイズが〜" なんてのはあくまで一般的なPCの話に過ぎません。

ちゃんとした静音パーツで組む自作PCはファンが回っていても無音に近いです。リスニングポイントの近くにおいても全然気になりません。



◆上流がすっきりすることのメリット

Single PCだと音の上流がすっきりして音質改善すべきところ、言い換えれば予算をかけるべきところが絞られます。

まずPCをしっかり固め、ついでにルーターとPC間の光アイソレーションをする。とてもシンプルです。

2023年12月23日土曜日

I started Qobuz.

Qobuzの日本でのサービス開始が延期になってしまいました。


私はとあるやり方でQobuzのサブスクを開始しました。Studio Planで1 month trialの後にmonthly契約の予定です。

数ヶ月前にQobuzのアカウントを作ったときは何度やっても日本のCredit Cardでは決済できなかったのですが、いつの間に日本のCredit CardやPayPalで決済できるようになってました。

Roon+Qobuzの再生は今のところ快適で、他ユーザの感想に見られるようにTIDALより音が良いです。






ただQobuzの決済はよくわかりませんね。Regionの規制だと思うのですが、いつも使っているBrowserでは先に進まないのに別のものに変えると決済できたりして??です。

2023年12月15日金曜日

現在のROON専用PCのパーツ一覧 (2023/12/13)

前回の記事に書いたように、マザーボードのコイル鳴きを食らったためパーツを大幅変更しました。

変更時期を (Month - Year)で表しています。

 

◆メインパーツ

CPU: intel core i5-12400 (Dec - 2023)


マザーボード: ASUS ROG STRIX B-660-F GAMING WIFI (Dec - 2023)


メモリ: Crucial DDR5-4800 32GB (16GB x2) (Dec - 2023)


CPUクーラー: DeepCool AK400 (Dec - 2023)

ATX電源: Super Flower Superflower LEADEX VI Platinum 1000W (Oct - 2023)

グラフィックボード: Asus ROG Strix RTX3060 O12G Gaming (Aug - 2023) 

ケース: Fractal Design Define7 Compact Solid

ケースファン: Thermaltake Toughfan x2 (Dec - 2023)

OS用ストレージ:  Crucial P2 NVMe m.2 SSD 250GB 

データ用ストレージ:Crucial P5 PLUS NVMe m.2 SSD 1TB

OS: ROON OS


◆アクセサリー

JS PC Audio ATXマザーボード用アンダープレート ATXUP

PCI-Eノイズフィルター: Elfidelity AXF-107 (Dec - 2022)

PCファンノイズフィルター: JS PC Audio FNF10 x2

USBノイズフィルター: 吉田苑製 x6



厄介!まさかのMotherboardのコイル鳴き

前回の記事の通り、先日ROON専用PCのケースファンを交換してPCが非常に静かになりました。

しかしここで新たな問題が発覚しました。なぜか静かな曲を聴いていたときにPCの内部からかすかながら「ジッジッジー」と音が聞こえてきたのです。

これまではファンの音にかき消されていましたが、ファンが非常に静かになった結果この「ジッジッジー」というノイズが聞こえてきたというわけです。

しかも厄介なことに、この「ジッジッジー」という音はROONでUSB再生している時だけ聞こえるのです。再生をストップすると数秒後には聞こえなくなります。


◆Trouble Shootingいろいろ

最初はGraphic Cardが原因だろうと思いましたが外しても音が消えません。その後、ノイズフィルターを外したりファンを外したりUEFIをいじったりしましたが、何をやってもジッジッというかすかな音が聞こえます。


Motherboardを購入したツクモショップやPC audioのプロに相談したところ、どうやらMotherboardのコイル鳴きが原因のようなのです。

コイル鳴きといっても、Gamingのグラボのコイル鳴きのような盛大な音ではなくて本当にかすかな音なのですが、Piano Soloような曲を静かに聴く時は耳についてしまいます。

わざわざUSB拡張Cardを買ってPCに接続して、そこにUSB DACをつなげてみましたがそれでもダメです。

ここまでTrouble Shootingしてダメならもはやマザー交換しかありません。1番面倒なパターンになってしまいました。


◆しぶしぶマザー交換

仕方ないので別の自作PCのMotherboardをROON専用PCに移し変えました。

そもそも世代が違うのでCPUやRAMも丸ごと移しました。交換前はIntel 11thで交換後はIntel 12thです。

交換後のマザーボードがROG STRIXなのは良かったです。ROGなら音質は合格点でしょう。
交換したマザー ROG STRIX B660-F GAMING WIFI


これでようやくコイルノイズから解放されました。Trouble Shootingに丸3日かかりました。。。コイル鳴きがこれほど厄介だとは知らなかったです。


今回のすったもんだはかなり疲れました。もう二度と起きてほしくないです。

2023年12月9日土曜日

ROON専用PCのCase Fanを交換

前回の記事に書いた通りROON Server PCにUSB DACを直接つなぐのが最も音質が良かったため、自作PCをシステムのど真ん中に置くことにしました。




そこで問題になるのが自作PCのFan Noiseです。

自作PCのケースはDefine7 Compact Solidで静音性も優秀ですが、このケースの付属Case FanはPWMに対応しておらず回転数が一定なので少しFan Noiseを感じます。

それではダメなので、ツクモショップに行ってスタッフ推奨のThermaltake ToughFanを2つ購入しました。





ToughFanはNoctuaの廉価版です。廉価版といっても低回転時はNoctua並みに静かとのことです。

ThoughFanをケースに装着



Case Fanを付属のものからToughFanに交換してFanの音を聞いてみました。


めちゃくちゃ静かやん…ホントにFan回ってんの?

ほぼFan lessといっていいほど超静かです。ToughFan良いです。工夫すればさらに静音化できそうですが、もう既に充分です。


[2023/12/17追記]

その後MotherboardのUEFI settingsからFan Speedをマニュアル調整したらさらに静かになりました。もはや無音といっていいほど静かです。
マニュアル調整は%単位でFan Speedを調整したり、CPU負荷が少ないときにCase FanをStopさせたりできます。PCに熱が溜まりすぎない範囲で調整すると良いと思います。

2023年12月8日金曜日

ROON Server PCにDACを直結

今までずっと気になっていた事を試してみました。それは一部のPCオーディオマニアの言う「ROON Server PCにDACを直結するのが最も音がいい」というコメント。これが本当かどうか確かめることです。


写真のようにROON Server用自作PCを移動してZEN DAC Signature v2とUSB直結します。見た目が多少悪いのはやむを得ませんね。

右からPC,ZEN DAC signature,TEAC AX-505


今まで使っていたROON BridgeのRasPiとかもろもろは撤去しました。

この構成はいたってSimpleです

Router → Optical Isolation → Roon Server PC → USB DAC 



◆音質チェック

マジか… 自分のシステム史上最高にPureでClearな音です。
この音なら見た目が多少悪いとか余裕で許せます。

マニアの説は本当でした、さすが日本のPCオーディオマニアです。

今までRasPiだのMini-PCだのごちゃごちゃとやってたのは何だったんだろうか...


Roonを高音質化する最適な方法は予算を一つの自作PCに全振りしてUSB DACを直結することと悟りました。


2023年12月1日金曜日

ZEN DAC Signature V2は電源でずいぶん音が変わる

ZEN DAC Sianature V2はUSB bus powerもしくは5V external powerで動作します。

私は当然external powerを利用しますが、使う電源によってずいぶん音が変わります。



私が試したのは以下の3つ

A.付属 iPower II 5V
B.Anker Mobile Battery PowerCore Fusion 10000 
C.JS PC Audio PSU mini 5V1A lenear power supply


ABCの3つともノイズの少なくクリアですが、出音はずいぶん違います。


A.付属 iPower II 5V キレキレな音だけど聞き疲れしやすい

B.Anker PowerCore Fusion 10000 キレも落ち着きもある

C.JS PC Audio PSU mini 落ち着きのある音だがキレはあまりない



本当は3つのうち一番高価なCを使いたいのですが、1番バランスが良いBを選びました。

(あくまで私のシステムでの評価ですので悪しからず)


ちなみに私のシステムでは5V機器の電源はほぼ全てMobile Batteryです。一時期話題になったGaN電源も一応持ってますけど好みの音じゃないので全く使ってません。


DCラインコンディショナー DLC-S1を追加するとさらにSound Qualityが上がりました。

https://www.shop-jspcaudio.net/shopdetail/000000000247/

これの旧Versionと音質比較しましたが明らかにDLC-S1の方がよかったです。コスパ高し!





ちなみにZEN DAC Sianature V2 の消費電力をWatt Checkerで測ったところ2W未満で、待機時も再生時もほぼ変わらず一定です。

Roon Remoteで音が変わる

私はRoon RemoteデバイスとしてiPad ProとiPhone8とNECのLavieTab T8の3つを持っている。 最近気づいたのだが、 Roon Remoteデバイスで音が変わる。 上に紹介した3つの中でNECのLavieTabが1番音が良い。 iPad ProとiP...