Roonのバージョン2.0がついにリリースされました。今回の大型アップデートの目玉はRoon ARCです。
Roon ARCはモバイル向けアプリで、外出先から自宅のRoon Coreに接続することによってモバイル環境でも自宅と同じようにRoonで音楽を楽しむことができます。
今回Roon ARCのセッティングで少しつまずきましたので、覚書としてつまずいた原因と解決方法を記しておきます。
まずRoon CoreとRoon remoteを最新版にアップデートしてRoon ARCをDLします。
Roon Remoteを開く > Setting > Roon ARC
この画面で"Ready"の表示が出ていればRoon ARCを問題なく使うことができます。しかし私の場合はこの画面で"Not Ready"の表示が出てRoon ARCがRoon Coreに接続できませんでした。
原因は初期設定のリスニングポートのナンバーが自宅のルーターの利用可能ポートの範囲外に設定されていたからです。
◆解決方法
ルーターの設定画面を開いて利用可能ポートを確認し、Roon Coreのリスニングポートをルーターの利用可能ポートの範囲内のナンバーに設定し直します。
例) 利用可能ポートの範囲 12000 - 12500 のうち、12400に設定
そうすると"Ready"の表示に切り替わりRoon ARCが問題なく使えるようになります。
余談ですが、以前自宅のラズパイにインストールしたMPDで音楽を再生させてVPN経由で外出先から自宅にアクセスして音楽を聞く実験をやったことがあります。
問題なく再生できたのですが、VPNサーバのインストールや設定をしてさらに手動でルーターのポートフォワーディング設定をしたり何かと手間がかかりました。
その点、Roon ARCは比較的簡単に外出先からの接続ができて素直に感心します。どういう仕組みになっているのか知りたいですね。
以上です。