2024年4月21日日曜日

マニア推奨のイーサネットケーブルを追加

前回の記事でスーパーマニアが推奨するエレコムの超スリムイーサネットケーブルの音がすごく良かったことを書いた。

今回は同じケーブルをさらに2本購入した。


ケーブルを使う場所はONUとWi-Fiルーターの間と、Wi-Fiルーターとメディアコンバーターの間だ。

以前の記事で書いたように、私は最近Roonで音楽を聴くときにネットもWi-Fiルーターも使わずPCとタブレットをイーサネットケーブルで直結している。これが1番音がいいからだ。

ただ、何か新しいアルバムを聴きたくなったときにたまにネットにつなぐことがある。

新しいアルバムを物色するときは音質はそれほど気にしないのだが、2本で2000円程度で確実に音が良くなるなら喜んで買う。


 今まで使っていたどこでも売っている一般のイーサネットケーブル(メーカーは多分エレコム)からマニア推奨ケーブルに交換して音を聴き比べてみた。


ピーキーな感じが取れてより自然になり、音の実在感が出てきた。ケーブルのキャラは全く感じられず、ただ純粋に音が良くなった印象だ。

これでコストはたったの2000円だから超お買い得だ。このケーブルの情報を上げてくれたマニアの方には感謝だ。

2024年4月13日土曜日

マニア推奨のイーサネットケーブルを購入

最近よく拝見しているマニアの方のサイトにて一択で推奨されているイーサネットケーブルがある。

それがオーディオ用でも何でもないエレコムの一般的な市販品だ。

https://www.elecom.co.jp/products/LD-GPASSTBK20.html





この方の推奨品ならば間違いないと思い2mのものを購入して早速聴き比べてみた。


普段使っているイーサネットケーブルは同じエレコムのカテゴリ6 28awgのもので、これもごく普通の市販品だ。自分はオーディオ専用イーサネットケーブルを買ったことは1度もない。


使用箇所はRoon Server PCとRoon Remote用タブレット間の直結ケーブルだ。
ていうか普段イーサネットケーブルはここ1本しか使っていない(笑)

このケーブルに流れるパケットはあくまでServerとRemoteでやり取りするパケットであって、曲データのパケットは流れていない。


聞き比べたところ、マニア推奨ケーブルの方が音の粒立ちが良くて音が引き締まっている。
プラシーボ効果かもしれないと思い何度も慎重に聴き比べたがやはりマニア推奨ケーブルの方が音が良い。



以前、曲を再生開始した後にすぐ
イーサネットケーブルを引っこ抜いて音が変わるか試したことがあるが、全く音が変わらなかった。
なので、内心いくらマニア推奨ケーブルでも音は変わらないんじゃないかと思っていた。

しかし実際は音が良くなった。不思議だ。


さすがスーパーマニアが推奨するだけの事はあります。情報
ありがとうございます!!
今まで高価なオーディオ専用LANケーブルに手を出さなくて本当に良かった。

2024年4月7日日曜日

asrock N100DC-ITXマザーボードの購入

 Intel N100搭載マザーボードasrock N100DC-ITXを購入した。


Intel N100は最近エントリーノートPCや低価格のミニPCなどに搭載されているCPUで、その性能や省電力が高く評価されている。


asrock N100DC-ITXはそんなIntel N100を搭載した、日本で国内販売されている唯一のマザーボードだ。




CPUはオンボードで19VDC電源と言う珍しいマザー。

コネクタ回りなどはいかにもサーバー向けの作りだがWindowsマシンとして使うことにした。



asrock N100DC-ITXを買った理由は2つある。


1つはIntel N100の性能を実際に試してみたかったこと。

それと最近音楽制作をやらなくなり手持ちのi7デスクトップPCがオーバースペックになってしまっていたため、省電力なCPUに切り替えたいと思ったからだ。



[組み込み]


asrock N100DC-ITX以外のパーツは以下の通りだ。


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Crucial DDR4-3200 8GBメモリ x1

Crucial NVMe SSD 250GB

Crucial SATA SSD 1TB 

Elecom 19Vアダプタ

Define7 Compact Solid ケース

サイズ 12cm 静音ケースファン x1

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Elecom19Vアダプタ以外は全て手持ちのパーツだ。


SATA SSDの取り付けは特殊で、このマザー付属のの専用SATA電源ケーブルを使用する。汎用パーツじゃないので紛失したりしないように注意が必要だ。



組み込んでみて改めてDefine7ケースの優秀さを感じた。上の写真のようにSSDマウンターをマザーボード側に取り付けられるので特殊なITXマザーも楽に組み込める。

本当に細かいとこまで行き届いたケースだ。



asrockのUEFIを触るのは初めてだが、いたってシンプルで特に戸惑う事はなかった。

Windowsも問題なくインストールできた。

いきなりMicrosoftアカウントを使いたくなかったのでネットを参考にしてローカルアカウントを作成した。


https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2210/21/news023.html



[使ってみた感想]


軽くブラウジングをやったりNetflix動画を見たりCDリッピングをやったりと軽い作業を一通りやってみたところ、ライトユースなら問題なく使える。

レスポンスはやや遅めだがストレスを感じるほどではない。


CPUがファンレスなので動作音はすごく静かだ。


アプリケーションをたくさん立ち上げたりしなければメモリ8GBでも問題ない。

atom CPUなどとは比較にならない性能だ。



そしてなんといっても省電力だ。

実際にワットチェッカーで電力を測定したところ、アイドル状態で13WOS起動時のピークで26W、フルHDで動画視聴しても概ね20W以下だ。


今まで使っていたデスクトップ第11世代 i7マシンの3分の1程度の消費電力だ。

これなら1日中PCをつけっぱなしにしても電気代は安いものだ。さすが噂のIntel N100、評判通りだ。



ちなみにこのマザーボードは起動するときに音もランプも一切なくて寂しいが、ブザーをつけるとOS起動時に音が鳴るようになる。BIOSでブザーの設定をするの忘れずに。




[Windowsライセンス認証で手こずる]


数日使ってみて感触を得たのでWindows11のライセンスを移行してみた。

ところがプロダクトキーを入力すると「別のPCで既に使われています」みたいなメッセージが出てきて、トラブルシューティングをしても認証できない。


前回のハードウェア変更の時はトラブルシューティングで解決できたが、今回はそれでも解決できない。ハードウェアの変更が2回目なのでNGが出てしまったのかもしれない。


生まれて初めてライセンスの電話認証をすることになった。

AI自動音声でいろいろ聞かれるのでそれに淡々と答えていく。提示された番号を何度も読み上げる必要がありそれが結構めんどくさい。


最後は確認IDが携帯のショートメッセージで送られてきて、それを入力したらライセンス認証が無事完了した。



asrock N100DC-ITXは放熱性の高いケースを使ってファンレスroon serverマシンにするのも面白そうだし、ファイルサーバとしても使ってみたい。

完売する前にもう一つ手に入れても良さそうだ。




(4月8日追記)


amazonで購入したが、4月8日現時点でamazon公式サイトを確認したら「通常1〜2ヶ月以内に発送」と書かれており在庫がなくなっている。

他のオンラインショップでもことごとく取り寄せ扱いになっているので日本国内では入手困難になりつつあるのかもしれない。

2024年3月30日土曜日

パッシブCPUクーラーNoctua NH-P1の購入

パッシブCPUクーラーNoctua NH-P1を購入した。

このモデルは以前ツクモショップの店頭で見かけて面白そうだと思っていた。
それにMonster Audioサイトにて「CPUクーラーはこれ以外絶対に使わないでください」とまで書かれてあるので音は間違いないだろうと判断して購入した。
今まで使っていたのはDeep Cool AK400という空冷の新定番モデルだ。
しかしMonster Audioさん曰く、このような一般的なCPUファンはフィンの鳴きが音に悪影響及ぼすらしい。確かにヒートシンクを見るといかにも鳴きそうだ。



[組み込み]

一般的なクーラと取り付けのやり方はさほど変わらないが、注意すべきポイントをいくつか紹介しておく。

1. まず製品を買う前に公式サイトでパーツの互換性リストを確認しておくこと。

2. 自分のAsusマザーの場合、CPUファンを取り付けないと写真のようなメッセージが出てきてUEFIも起動しない。




これの対処法を紹介する。
Noctua NH-P1を取り付けたついでに手持ちのファンをCPU用ファンコネクターに取り付けてUEFIを起動する。そして写真の設定項目を「無視」に変更して保存する。そうすれば次回以降CPUファンを取り付けなくてもOSが起動するようになる。





組み込んでいて気になったことがある。下の写真を見てわかるとおりCPU電源コネクターとフィンの距離が近いのでCPU電源ケーブルの取り付けが非常にやりにくい



NH-P1を買ったほぼ全員がそう思ったに違いない。このクーラーの唯一の不満ポイントだ。
先にCPU電源ケーブルをつけておいてからCPUクーラーをつけたほうがやりやすいだろう。


せっかく写真を撮ったのでいくつかアップしておく。









[音質]

音の重心がグッと下がり音の芯がしっかり見えてきた。
今までいい音だと思っていたのがフィンの鳴きによるチラツキが随分混じっていたことがよくわかった。
さすがスーパーマニアが一択で推奨するCPUクーラーだけのことはある。

ifiのiPower II 5Vを持っているが、どうしても高域がキツく感じられて今までDACの5V電源に使うのを避けていた。しかし今はそのiPower IIが実にバランスが良く感じる。

2024年3月18日月曜日

ROONは上流がシンプルなほど音が良い

これまで様々な構成でROON再生を試してきた。
その結果ROONは上流がシンプルなほど音が良いとの結論に達した。
違う言い方をすれば上流の機器が少ない方が音が良い。


私の環境で最も音が良い上流の構成はこうだ。


タブレット(roon remote) ----LAN---- RoonServer PC(roon OS) ---- USB DAC (ZEN DAC signature v2)

笑ってしまうほどシンプルだ。もうこれ以上シンプルにはできない。そしてこの構成が最も音が良い

写真が今の自分のオーディオシステムだ。



左から自作PCとタブレット → ZENDAC signature v2 → プリメインアンプTEAC AX-505



スイッチングハブやroon bridgeは使わない。シングルPCが音質面でベストだ。

ROONはver.1.8が2.0より音がいい。ver.1.8はアップデートが終わっているから2.0のようにアップデートに伴うバグに悩まされる心配もない。


さらにインターネット接続もWi-Fiルーターも使わない。Wi-Fiルーターを使わないから光アイソレーションのためのメディアコンバータも要らない。

前回の記事で書いたようにタブレットにUSBイーサネットアダプターをつけてroon server PCとイーサネット直結する。iPadでもandroid tabletでもOKだ。


ネットもルーターすらも使わないシンプルを極めるこの構成は音の鮮度が高く生々しい。

ちなみにこのルーターを使わないやり方は他の誰かを参考にしたのではなく自分で考えたものだ。

言うまでもないがPCの音への影響は非常に大きい。roonの音はPCで決まると言ってもいい。


これほどシンプルにしてしまうと機能や利便性が相当犠牲になってしまう。
ストリーミングは聴けなくなるし、タブレットにLANケーブルをつなげるなんて普通はやらない。しかし出てくる音は!!だ。


もちろん今後ネットに一切繋がないわけではなく、いつでもネット接続できるようにしてある。ネット接続する時はPCのイーサネットケーブルを差し替えるだけだ。


ROONはインターネットを最大限に活用して最高のリスニング体験を提供する一方で、こうやってオフライン運用もできるところが素晴らしい。

2024年3月13日水曜日

ROON OS/ROCKでWi-Fiルーターを使わず再生する方法

ROONのバージョンを2.0から1.8に戻したのはひとつ前の記事で書いた通りだ。

そしてバージョン1.8のROONはインターネット接続せずに使える。

ちなみにバージョン2.0でも最近のアップデートで1.8と同様にネット接続をせずに使えるようになったようだ。


「え?インターネット接続しなければTIDALもROONのクラウドデータベースも使えなくなるから何のメリットもないじゃん、意味あるの?」と思うかもしれない。

しかし実はルーターを使わずにROON再生できる利点がある。


インターネット回線やルーターはノイズ源として知られている。さらに、これらのノイズを回避するためにメディアコンバーターで光アイソレーションするのは効果的な対策として知られている。
しかしそもそもネットもルーターも使わないなら光アイソレーションなど必要ない。



ここからはネットもルーターすらも使わない再生方法を紹介する。

なおここで書くのはROON OSを使う場合だ。
Windowsならネットワークを切断した上で普通にマウスとディスプレイで再生操作可能であろうからわざわざ記事にするまでもない。


ROON OSはヘッドレスサーバーなので操作にはタブレットなどのroon remoteアプリを使う。
タブレットは写真のようにUSBイーサネットアダプターを接続することで有線接続で使うことができる


NEC Lavie Tab + USBイーサネットアダプター


ネットワークに詳しい人はピンときただろうか。そう、roon server PCとタブレットをイーサネット直結してしまうのだ。そうすればルーターを間に挟む必要がない。


iPad Proなら以下のリンクのアダプターで動作確認済みだ。



イーサネット直結するにはWi-Fiをオフにした上でroon server PCとタブレットの両方を固定IPアドレス設定して同一ネットワーク下におく必要がある。

私のようにroon server PCに直接USB DACをつなげている場合はこれで準備は完了だ。

Roon remoteを開くとTIDALのログインに失敗しましたと言うメッセージが出てくると思うが、気にせず表示を消せば良い。




[Sound Impressions]

以下のABCの3つの方法で再生してそれぞれの音の評価をする。


A. roon server PCとタブレットをイーサネット直結した場合

とてもクリア。ルーターを使っていた時と比較して明らかに音が良い。


B. roon server PCとタブレットをイーサネット直結してさらに10Gtekメディアコンバータを間に挟んだ場合

音が少しぼんやりする。メディアコンバーターのノイズが乗っかってマイナスに働いてしまった。メディコン要らない。


C.いつものルーター + メディアコンバータ接続に戻した場合

さらに音が鈍くなってしまった。明らかにネットとルーターのノイズの悪影響だ。メディアコンバーターでもノイズが取りきれてないのがわかる。


A が明らかに1番音が良かった。ルーターのノイズを取り去りたいならルーターを使わないのが最もシンプルな解決策だ。ルーターを使わないならメディコンも不要だ。

Aの方法はいろいろと制限が付いてしまうが、それでもインターネットとWi-Fiルーターのノイズが一切ないクリアな音が体験できる。かかるコストはUSBイーサネットアダプターの代金だけ。安いものだ。


<2024/03/17追記>
試しにGoogle Pixel 7aにUSBイーサネットアダプターをつけてみたが、家にある2つのアダプターどちらも認識しなかった。

2024年3月12日火曜日

I downgraded ROON from ver.2.0 to 1.8

ROONのバージョンを2.0から1.8にダウングレードした。

ダウングレードした理由は、以前の記事にも書いたiOS版roon remoteが頻繁にフリーズしてしまうバグをいつまでたっても直してくれないからだ。

https://community.roonlabs.com/t/roon-remote-ios-android-freeze-with-waiting-for-roonserver-after-inactivity-investigating/263311/60

この症状が出始めたのが2023年の11月あたりで、同じ時期にroon communityでもバグ報告がされてこれまでに少なくない数のユーザーがバグを食らっている。

バグが出始めてから今までにroon serverのアップデートは2回以上、roon remoteのアップデートもつい先日リリースされたにもかかわらず未だバグフィックスされていない。

この件はcommunityのトピックをずっとウォッチしていたがこんなにも時間がかかるとは思っていなかった。Roonサポートには期待していたが失望した。
バグフィックスにここまで手間取るのならばバグが起きる前のバージョンに戻せるような一時的な処置をしてくれても良いのに。



さて、Roon OS/ROCKの場合のダウングレードは以下のリンクの RoonOS 1.8 Legacy (Nucleus / ROCK): に沿って行えば良い。

https://help.roonlabs.com/portal/en/kb/articles/roon-1-8-2-0-migration-faq-16-9-2022#1_Unsupported_Roon_Server_devices


ver2.0と1.8のデータベースの互換性は無いのでそこだけは注意が必要だ。
ARCは当然使えなくなるが自分はもともと使っていない。

ダウングレードが終わってlegacy版roon remoteを開くと以下の表示が出てくるので、ROONのWeb UIからデータベースをリセットする。
後はffmpegをcodecフォルダに入れるなどのクリーンインストールの時と同じ手順を踏めば良い。






バージョン1.8にして音が良くなっていることに気づいた。ちゃんと比較したわけではないが2.0に比べて1.8の方が少し音がスッキリして鮮明な印象を受ける。
操作性や安定性も実に快適だ。

ver.2.0のアップデートに伴うバグに振り回されるのはもううんざりだ。アップデートの度に追加される新機能も個人的にはどうでもいいものがほとんどだ。だから当分2.0に戻す事はないだろう。


マニア推奨のイーサネットケーブルを追加

前回の記事でスーパーマニアが推奨するエレコムの超スリムイーサネットケーブルの音がすごく良かったことを書いた。 今回は同じケーブルをさらに2本購入した。 ケーブルを使う場所はONUとWi-Fiルーターの間と、Wi-Fiルーターとメディアコンバーターの間だ。 以前の記事で書いたように...