2023年11月25日追記
この記事で紹介しているセッティングでの再生で、たまにわずかなpop noiseが出てしまっています。
何度かチェックしてみたところ、アルバム、ファイルフォーマット、ローカル、ストリーミング問わず、10分に一回起きるかどうかのペースでわずかなpop noiseが出るようです。
いろいろ試行錯誤してみましたが原因は突き止めきれていません。もし何か進展があればまた追記いたします。
追記以上
以前の記事で、Mini PCのLattePandaにRoon OSをInstallしてRoon Bridge運用が可能であることを書きました。
LattePandaについては↓
今回は改めて本腰を入れてLattePandaのRoon Bridge化に取り組み、音質評価までやったのでもう一度記事にします。
LattePandaにStick SSD
◆Install Trouble Shootings
Roon OSのInstall作業を進めていると、なぜか途中で"ERROR: Failed to format EFI"とのErrorが出てきて先に進めません。何度やっても同じErrorが出てしまいます。
試しにStick SSDのデータを全消去して改めてトライしてみたら今度はInstallがうまくいきました。
ちなみにSSDのデータの消去にはDaphileのInstallerを使いました。DaphileをInstallするには初めに任意のストレージのデータを消去する手順があるので、それを利用したわけです。データを消去できるものであればDOS/V Commandsでも何でも良いと思います。
Roon OSを優先起動するようにBIOS設定しましたが、何度本体を起動してもeMMCにInstallされているWindowsが優先起動されてしまいます。らちがあかないので、eMMCのOSデータを消去してみました。するとRoon OSが問題なく優先起動できました。
Roon OSがうまく起動すれば後は簡単です。ffmpegファイルをコピペしてUSB DACにつないでRoon RemoteからDACが認識されればOKです。
LattePandaは5V2Aで動作するので電源のノイズ対策が簡単にできます。私は10000mAのModile BatteryとDLC10というDC Line Conditionerでノイズ対策をしています。
◆音質評価
スッキリした鮮度の高い音で予想以上に高音質です。私の予想が85点だとすると実際に出てきた音は95点です。
Roon OSの音質が素晴らしいのも高音質の要因と思います。さすが本家OSですね。OSの安定性も抜群で、安心して長期運用できると思います。
今までずっとRasPiにこだわってきましたが、この音を聞いてRasPiにこだわるのはやめてLattePandaを当面のMainのRoon Bridgeにすることにしました。
PC audioは試してなんぼ、聞いてなんぼだなぁと改めて思いました。