2022年2月25日金曜日

今後の予定

この記事では今後のオーディオの取り組み予定を書いていきます。予定を書くことで自分の頭の中も整理できますからね。

先日、オーディオショップ吉田苑で最高峰のRoonシステムの音を聴いてシステム上流がいかに音の影響が大きいかを再認識しました。なので当分はシステム上流に手を加えていく予定です。といっても10万円を超えるような高価なオーディオ専用製品を買うつもりはさらさらないので、あくまで低コストが基本です。


◆予定その1

Roon PCのテコ入れをします。先日JS PC AudioからATXマザーボードアンダープレートが発売されました。製品詳細はメーカーブログに書かれていますので参照してください。世界的に銅の供給が不安定になっているのもあり、早めに購入するつもりです。PCをいじるのは結構好きなので取り付け作業も含めてとても楽しみです。


◆予定その2

ルーターの電源をテコ入れします。今はルーターの付属ACアダプター(12V1A)を使っていますが、電源ノイズを減らすためにifi audioのiPower2を購入する予定です。3月末までの購入予定です。

今のところ確実な予定はこの2つです。


◆考え中

まだ未定ですが、自作PCのATX電源をより良いものに変えようかと思っています。ただし私が欲しいseasonicやsuperflowerの高級・大容量モデルは4万円もしますのすぐには買わないです。今使っているseasonicの電源も結構いいモデルなので、最低後1年は使いたいですね。


それと、一部のPCオーディオマニアの間で性能の高いグラフィックボードをPCに組み込む事でRoonの音が良くなる事象が注目されています。私も試してみたいのですが、今は諸事情でグラボの価格が跳ね上がっているので、いずれグラボの値段が落ち着いたら試してみようかと考えています。気になる人は"roon グラボ”でググってみて下さい。


(2022/03/08 文章を一部修正)

2022年2月18日金曜日

最高峰のRoonシステムを試聴

先日、数ヶ月ぶりにオーディオショップ吉田苑にお邪魔して店のリファレンスシステムの音を聴かせてもらいました。残念ながら写真を撮っていないので今回の記事は文字だけになります。


メインシステムは、DACとプリメインアンプがN-MODEのフラッグシップモデルで、スピーカーはダイヤトーンの高級ブックシェルフスピーカーです。(ブックシェルフといってもめちゃくちゃでかいですw)

そしてRoonを中核とするシステム上流は、未発売のRoon専用ミュージックサーバー(60万)とRoon Readyトランスポートを始め、オーディオ専用スイッチングハブやオーディオ専用光メディアコンバーターなどの高級ネットワークデバイスが随所に投入されており、現時点で最高峰のRoonシステムです。

ルームチューニングや電源やケーブルにもかなりの工夫が施されており、こんな素晴らしいシステムを気軽に聞かせてもらえるお店が近くにあるのはありがたいことです。ちなみに私の家から吉田苑までは徒歩と電車で約30分、車で約15分の距離です。

事前に予約を取っていたわけではありませんがRoonがいつでも再生できる状態だったので、お店のタブレットを使って数曲ほど手短に試聴しました。


◆Roon再生

スピーカーのずっと後方から音楽が聞こえます。半端ない奥行きです。もし本格的なオーディオの音を聞いたことない人だったら本当にこのスピーカーから音が出ているのか?と疑うでしょうね。

音はフォーカスがビシッと決まっていてかつハイスピードです。正確そのもので脚色なく、音源の情報が極限まで引き出されている、そんな感じです。ドラムのビシバシ感たるや爽快です。


◆CDP再生

Roon再生の後にCD再生もお願いしました。CD再生はN-ModeのCDPからデジタル出力してDACに送る構成です。

音のフォーカスが甘くなり、かたまり状になってしまっています。音がかたまり状になっている分迫力みたいなものは感じられますが、Roon再生ほどの凄みはないです。DACから先の構成は全く一緒なのにかなり音が違います。

決してCD再生の音が悪いわけではなく、むしろRoonの音が良すぎるのです。かけられている物量も金額も違いますからね。改めてシステム上流の音の影響の大きさを実感しました。

私の家のシステムはここ数ヶ月で上流の改善は結構やってきたつもりですが、まだまだたくさん改善の余地は残っていると実感しました。良い刺激になりました。


◆試聴を終えて

視聴を終わった後に応対してくださった店長さんとRoonの話ができてとても有意義でした。以前にRoonを教えてもらい私が導入するきっかけになったのもこの店長さんです。

吉田苑は電話などでもしっかりアドバイスしてくれるお店なので、遠方の方もぜひコンタクトを取ってみてください。

以上、オーディオショップ吉田苑の試聴体験でした。


2022年2月17日木曜日

光メディアコンバーターのケース交換

◆記事の概要

光メディアコンバータのケースを付属のものからオリオスペックオリジナルのスチールケースに交換して音質向上しました。


◆スチールケースの導入

私はオーディオネットワークで10GTek製の光メディアコンバータで光アイソレーションをしています。メディアコンバータは合計4個/2セットあります。

そのうち2個/1セットは既にオリオスペックオリジナルのスチールケースに交換済みです。
今回は残り2個のうち1個をスチールケースに交換しました。2個いっぺんに交換しても良かったのですが、最近オーディオ関連の出費が増えているので少し自重しました。

製品外装

中身


◆組み立て

まずプラスドライバーを使って元のケースを外します。そして10Gtekメディアコンバータの基盤をスチールケースに組み込んでネジ止めをしていきます。組み立ては簡単でそれほど迷うことはないでしょう。

メディコン基盤をスチールケースに取り付け

完成。ずっしり重い

側面

◆音質評価

ケース交換前は少し音がパリッと張り付いたような感じがありましたが、それが取れて音に深みが出てきた印象です。オリオスペックさんは音の密度が上がったと表現していましたね。

元の付属ケースには鉛テープで補強して簡易的に振動対策をしていますが、それでもスチールケースにすると明らかに音が変わります。


◆最後に

ケース購入後にオリオスペックのウェブサイトをチェックするともう在庫がなくなってました。(2022/2/17現在)

この商品は以前にも在庫切れの状態がしばらく続いていて今回ようやく手に入れたのですが、1週間程度でもう在庫切れとは・・・それだけ人気なのでしょうか。

2022年2月14日月曜日

Raspberry Pi OS 64bitの導入

Raspberry Pi OSの64ビット版が正式リリースされました。

以前の記事に書いたように私はラズパイ4をRoon Bridgeとして使っています。64ビットOSを試してみたかったので今回64bit OSをインストールして使ってみました。


◆OSの書込みと初期設定

RufusでUSBメモリにRaspberry Pi OS Lite (64bit)を書き込みます。ラズパイ4はUSBブートできるように設定済みです。

OSを起動します。64bit OSだとunameコマンドで aarch64 という表示が出てきます。

pi@raspibridge:~ $ uname -a

Linux raspibridge 5.10.92-v8+ #1514 SMP PREEMPT Mon Jan 17 17:39:38 GMT 2022 aarch64 GNU/Linux


去年の12月の記事に書いたようにまずパスワードの変更等の初期設定やOSのアップデートを済ませます。


◆Roon Bridgeをインストール

そしてRoon Bridgeをインストールします。64bit OSなので Roon Bridge armv8 のインストールコマンドを使います。間違えてarmv7hfの方でインストールしたらエラーが出たのでやり直しました。

$ curl -O http://download.roonlabs.com/builds/roonbridge-installer-linuxarmv8.sh

$ chmod +x roonbridge-installer-linuxarmv8.sh

$ sudo ./roonbridge-installer-linuxarmv8.sh

(2022/09/18 ダウンロード元URLが変わっていたので修正しました)


Roon Bridge armv8

$ curl -O https://download.roonlabs.net/builds/roonbridge-installer-linuxarmv8.sh

$ chmod +x roonbridge-installer-linuxarmv8.sh

$ sudo ./roonbridge-installer-linuxarmv8.sh



◆音質評価

正直音の違いはよく解りませんでした。OSの入れ替えに伴う様々な設定で思ったより時間を費やしてしまい、以前の音の記憶が曖昧になってしまいました。

劇的に変わったような印象はないですが、オーディオは何をやっても音が変わると言われますのできっと音が変わっているのでしょう。


2022年2月8日火曜日

スピーカーの足元のテコ入れ

◆記事の概要

スピーカーの足元対策として御影石ボードを敷いたことによって音質が大幅に改善しました。


◆経緯とセッティング

これまでシステム上流を中心に音質向上に取り組んできてそれなりの成果が出てきたので、長い間放置していたスピーカーの足元を見直してみました。

メインのスピーカーはTEAC S-300HRで、スピーカースタンドは専用のTA-STD300です。これまではフローリングの床にそのまま設置していました。


画像はメーカーサイトより


専用スタンドには8mm穴が設けられていて別売のスパイクやインシュレーターを取り付けることもできるのですが、今回は御影石ボードをスタンドの下に敷いてみました。

御影石ボード (30mm x 300mm x 250mm)


御影石ボードは以前アマゾンで購入してプリメインアンプとサブウーファーの下に敷いている物を外して流用しました。

御影石ボードの上にスピーカースタンドを直接載せてみたのですがツルツルと滑ってしまうので、スピーカースタンドを購入した時に付いていたゴムパッドをスタンドに取り付けました。すると全然滑らなくなりました。



写真ではわかりいくいですが、四隅に黒いゴムパッドがついています。
下の2枚の写真はセッティングを終えた状態です。


斜め上から見た図

真横から見た図


◆音質評価

音が一気に引き締まりました。明らかに音の鮮度が上がってスピード感が出て上下のレンジも広がりました。今までぼんやりと感じていた音への不満が一気に解消された感じです。

アンプとサブウーファーの下に敷いていた御影石ボートを外したのでその分音は多少鈍っているはずなのに、マイナスを感じさせません。

実は以前に1.3cm厚の薄めの御影石ボードを買ってスピーカースタンドの下に敷いてみたことがあったのですがあまり良い結果になりませんでした。やはり御影石ボードはそれなりの厚みが必要で、経験上2cm以上の厚みがあったほうが良いようです。


◆最後に

スピーカーの土台の音への影響が大きい事は頭ではわかっていたのですが、実際やってみると本当に大きいですね。こんなに音が変わるならもっと早くやっておけばよかったかなと思います。

今回はサブウーファーなどに使っていた御影石ボードを外して流用したので、改めて御影石ボードを注文しました。来週辺りに届く予定です。





Roon Remoteで音が変わる

私はRoon RemoteデバイスとしてiPad ProとiPhone8とNECのLavieTab T8の3つを持っている。 最近気づいたのだが、 Roon Remoteデバイスで音が変わる。 上に紹介した3つの中でNECのLavieTabが1番音が良い。 iPad ProとiP...